入り口 for somewhere
カテゴリ
フォロー中のブログ
以前の記事
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2017年 10月 23日
今年に入ってすぐに、子どもが剣道を始めたいというので、剣道を開始。ちょうど、自分の手元に胴は3つ、垂は2つあり、ちょうどいいうち、2つの胴&1つの垂は、うってつけの胴垂だと使わせることに。
母親は、ちょっと体験でも、高級品を一式揃えたがる方で、子どもも、今までそのように育てられてきたので、「お古」にはかなり不服そうでした。 それでも、自分が剣道をやって、つくづく感じているのは、剣道の技術そのものにも大きな影響がでるので、面・籠手は、きちっと身体に合うものを使わないといけないということ。 もちろん、胴も、大きすぎたりするとよくないのですが…。 で、結局、防具屋さんであり、剣道の高段者でもある方からは、垂&1つの胴は、壊れているからダメと。古いファイバーどうも、縁革・綴革がかなり破けてしまっていて、修理しても割にあわない、と使用不可。それでも、ヤマト胴は、子どもに。 ただ、やはり、これまでの育てられ方もあり、贅沢になった日本の生活水準も関係あるのか、ポンと防具がそろうと、防具に対するありがたみ、感謝というものが沸いてこないかな? と、ちょっと面・籠手・垂を新調してやったことについて、後悔。 そうこういっているうちに、5月から剣道を開始したうちの相方も、そろそろ胴垂をつけるかも? かなり身体能力の高い相方ながら、おそらく、来年度は続けないと思う。 それでも、新品、高級品でないと気にくわないうちのヤツ。 「あるんだから、あるものを使え」 といったところ、自分の持っている一番いい胴・垂を奪われそうになった。。。。 ・・・黙って、商魂に満ちた剣道具屋に一人で行ったら、一分手刺しの垂に、鮫胴でも買ってきてしまうのでは? で、とりあえず、ダメ出しを受けたファイバー胴&垂を使わせることにしたけれど、さすがに、縁革・綴革がいけないことになっている胴では… ということで、先週から、再生を手掛けています。 まずは、そのボロボロの胴。 自分なりに、胸は、合皮然となっている最近の安っぽい胴とは違って、この擦れ具合が気に入っているのですが…。 とりあえず、胸と胴台を離して、新しい縁革・綴革を付けますが、では、再生の様子はというと… とりあえず、途中ですが、こんな感じ。 最初は、胴台は、研ぎが大変なので、裏だけ少しきれいにして、表は傷だらけのままにするつもりだったのですが… やはり、胸が綺麗になると、胴台のみすぼらしさが際立つので… かなり手抜きながら、一応、塗りなおしました。 ついでに、剣友会の会長の胴も、胸と縁革・綴革だけ綺麗にして差し上げようと思って預かってきましたが・・・こちらのファイバー胴と同じで、塗り直しをしています。 こちらよりは丁寧にと思って、一度、塗って少し表面をならしたあと、改めて今夜塗りました。また、来週、研いで、磨きます。 材料が余るから、と、別の7段の先生の傷んだ面も預かってきて、縁革を綺麗にしましたが…、塗ろうとして、大変なことに気が付きました。 ・・・顎の綴革が両側とも切れている。。。。 ここが切れたら、すぐに修理しないと、縁革が顎からビリビリ~と裂けて修理不能になります。 直して差し上げようかとも思いましたが、あいにく、材料がありません。 顎の綴革の直し自体は、それほど大変な作業ではなく、職人さんなら5分、10分その場でやってもらえるはずです。 とりあえず、今夜は、ファイバー胴の縁革の穴あけをやろうと思います。 ・・・何気に、これが大変な作業のはずです。
by LePetitPrince
| 2017-10-23 23:39
| Kendo/Iaido/Sword
|
ファン申請 |
||