入り口 for somewhere
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2004年 04月 29日
昨夜、見てみれば、ついにタケノコが軒よりも高くなっていた(写真左 あまりよく見えないな)。早いところ斬ってしまわねば(汗
さて、昼間斬ってやろうとは思ったが、考えてみれば、斬ってそのまま刀を鞘に入れるわけにもゆかない。斬った後、抜き身のまま道路に出て部屋に入って刀の手入れをせねば・・・ちゅ~ことは・・・近所の人たちとバッタリ会ってしまう可能性大。それに、昼間は陰になって見えにくいとはいえ、試し斬りしている現場を他人に見られてしまう可能性もある。さすがに・・・抜き身を肩に担いで道でご近所の人に会ったり、バッサバッサ斬っているところを見られては・・・まずいよな。。。 夜のうちに試し斬り緩行を決意。 さて、昨日の日記の計画どおり、まずは真っ向から斬り降ろす。ただ、その後の抜打ちは・・・そう、刀をしっかり拭わずに鞘に入れるわけにいかないので、刀は鞘に納めずに続行。 燕返しに斬りつける。さすがに、片手で逆袈裟に切り上げると、うまく切り抜けないのでは?刃が欠けるのでは?刀身がひん曲がるのでは?という不安があったが、タケノコ状態でやわらかいため、サクッと斬れて、そのまま返して袈裟に斬り降ろす。切上げたことで宙に残っていたタケノコがサクッと斬れた。 そして、片手で真一文字に。サクリといく。 まぁ~、タケノコ状態のタケなんてのは、模擬刀でもザクッ、ザクッと斬れてしまうほど柔らかいのだからあたりまえか。 ここでちょびっと悩む。今、タケノコは自分の頸の辺りの高さになった。このまま残しておくと、また伸びて、明日、明後日と試し斬りを続けられるかなぁ~?(爆) でも、そんな思案もすぐに飛び、あとはさらに、真っ向から切り下ろして、袈裟懸けに左右に斬り降ろす、というのを何度も繰り返せるよう、上からチビチビ斬って行く。 まあ、右にはブロック塀、左には建物があるので、誤ってこれらに刀を当てないように気をつけながらも、サクリ、サクリ、サクリと斬って行く。結局、最後の方は奥伝の「総留」のよ~な感じで斬りつけて、地面から半尺と残さず斬り終えた。 わしの場合、あまり試し斬りをすることはない。う~む、タケノコはやっぱ柔らかすぎてサクサク手ごたえがなさすぎたが・・・冬を越した硬い竹は切れるかな?ふと、先の方にある竹林に眼がとまる。 ちょっと迷ったが、「ええい、かまうもんか」と一発かますことにした。まず、高めのところに軽く片手で左面。って、こちらはやはり叩いただけだったので、竹の表面を刀が滑って終わり。うむ、やはり硬い竹を切るのは簡単にはいかんわな。 こんどは諸手で同じように高めの左面。 結局、竹の太さの3分の2辺りまで切り込んだところで刀が食い込んだままとまっちまった。やはり、頭くらいの高さだと、難しいもんがあるよな。それに、暗くてよく見えていなかったが・・・アウッ、朝になって確認してみれば、竹の節のところにしっかりと刀が入っていってるよ^^; 節を避けて斬リつけなければ、なかなか難しいよな。 で、刀の方は、さすがに硬い竹に斬りつけたとき、表面を滑り、さらに途中でつっかかったりなんかしたので、刃がこぼれるか身が曲がるかしたかなぁ?くらいに思い、もう一回やって失敗すると、折れたりするかな?くらいにおもった。ど~せ、ガタナの類だ、惜しくはない、とも思ったが、折れた刀が変に飛んでも危ないな、と思い、昨夜はそこで中断。 でも、まぁ~、一応、監獄長光は軍刀としては大分まじめに打ってあるだけあって、耐久性にはまったく問題はなかった模様。硬い竹に切りつけたときは失敗していたけど、刃も問題なければ、刀身の歪みもまったくでなかった。
by LePetitPrince
| 2004-04-29 11:45
| Kendo/Iaido/Sword
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